4時間30かけて山梨県まで来たかいがありました。
坂道を走る練習をしていないのに、富士山を走るとどうなるかと言う事を体験してきました。
富士吉田市役所をスタートし馬返しまで11k。この区間はロードです。1k 6分~6分30で走りました。
山頂コース獲得の2時間20分以内で完走出来るスピードでペーサーの方に走ってもらいます。
コースを走るだけなら一人で出来るのですが、初めての大会でどのぐらいのペースで走れば良いか分からないので今回は練習会に参加です。
最初に感じたのはこんな遅くて良いの?と。
そう思いながら着いていきます。ただ序盤から汗の量が多かったです。
練習会ですので、トレランのザックを背負いながら胸にソフトフラスコを2本入れていて。給水を多く取らなくてはと思いながら走っていました。
馬返しに到着し給水をとり少し休憩。ここからトレイルになります。
ここからは速歩き程度で行きますと言われ楽勝やと思いました。
歩いているのですが、相変わらず汗は止まりません。息は少し弾むところはありますが問題なし。
ですが、1合目ぐらいだと思いますがふくらはぎに張りが。あ??とは、思いましたが歩いて登っているのでごまかしながら登って行く事が出来ます。2合目通過、完全につり始めました。が、まだ誤魔化しながら歩いて行けます。速歩きなので。
トレイル区間に入ってから階段の歩幅が合わず、序盤から手を使って足に負担を掛けない様に登っていたのですが3合目付近で膝上の太ももをつりました。
コムレケアは持っていましたが、つるとは思っていなかったので飲んでいません。そうならない為に序盤からこまめに給水もとっていました。が、一度完全に足が止まってしまいました。
ここからも元々歩いているので、誤魔化しながらは上がって行けます。しかし5合目はまだかととても長く感じました。
ゴールタイムは山頂コースの権利をとれる2時間20分以内ではありましたが、富士登山競争の洗礼を浴びました。
分かってはいる事ですが、登りしかありません。
普段なら坂道が終わりフラットなコースになった時に息を戻し使う筋肉も変わるので休める事が出来ますが、スタートからゴールまでずっと同じ筋肉を使い続けなければなりません。
普段坂道を走るトレーニングをしていないので、単純に筋力不足を実感しました。
この大会はゆっくりでも良いので長い時間トレイルを走る練習が必要な事が分かりましたが、大会まで後1ヶ月。足の怪我の状態も良くないので違う方法で足をならさなければなりません。
1ヶ月で効果は出ませんが、来月はもう少し納得出来る走りをしたいと思います。